税関見学

成田、関空、中部国際空港など含め、全国に100以上の税関がある。各税関は基本的にオリジナルの採用を行っているケースが多い。見学した税関でも保健所勤務歴のある医師が現地採用で採用されていた。厚生労働省からの人事で来られる方はいるが、業務の中核を担うのは当地採用のスタッフたち(医師、看護師、事務、技官)。24時間稼働空港の場合の医師は4人体制で24時間勤務し翌日休み、の形で回していくのが理想的なようだが、その業務が続けられるほどの常勤医師の確保は難しいよう。給与は卒後年次によって決まり、卒後4年時程度では、額面60程度(基本30、医師手当30)。業務に比して医師数が少ないため、長期的キャリアを想定した場合に、積極的に研修に出してもらえる余裕のある施設は少ないと考えられる。長崎大学の熱帯研では3ヵ月程度の給与有の研修が提供されているようで、そこへの短期研修は比較的ハードル低く検討していただけるよう。

COVID-19のような有事には業務負荷は重なるが、平時は感染源(蚊、ネズミなど)の定点観測や、日常の検疫業務(熱帯熱マラリア、デング熱、麻疹など)、有事に備えた研鑽、対策などが業務となる。

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